日本ワイン飲み比べ!『日本のワインで迎えるクリスマス。Made in Japan3本』

日本ワイン飲み比べ!『日本のワインで迎えるクリスマス。Made in Japan3本』
家飲み編集部

エディター

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今回は大和葡萄酒株式会社さんより発売されている日本ワインを紹介します。大和葡萄酒株式会社さんは山梨県に「勝沼ワイナリー」、長野県に「四賀ワイナリー」を所有し、創業100年を超える老舗の酒造メーカーです。

ハギースパークリング 重畳 辛口 2019

最初に紹介するのは『ハギースパークリング 重畳(ちょうじょう) 辛口 2019 』です。甲州葡萄を使用したスパークリングワインとなっています。

香りは「これぞスパークリングワイン!」と言いたくなるような、オーク樽由来のきめ細かいウッディ感が漂ってきます。

アタックはやや辛口で、丸みのある旨味を感じます。余韻は短くスッキリです。

全体的なバランスが整っているので、どんな料理にでも合いますね。食中酒として最適の一本です。

竜眼&シャルドネ 2019 白・中辛口

次は『長野県産ぶどう使用 竜眼&シャルドネ 2019 白・中辛口』です。なかなか珍しい長野県産の「竜眼」という品種とシャルドネを調合したワインです。

最初の香りはヨーグルトの表面の水溶液のような(調べたところ「ホエー」というそうです)マイルドな酸を感じました。

滑らかな飲み口で、心地よいキレが素敵です。ほんのりとした甘みも感じました。こちらも洋食はもちろん、和食とのペアリングも絶対に合う一本ですね。

十二原 2018 赤

最後に『十二原 2018 赤』を紹介します。長野県産メルローを使用したこちらの赤ワインは、光に照らすと貴族の宝石のようなエレガントな色合いになっています。

グラスを近づけるとまるで初夏の昼下がりの庭園を想わせる、優雅なアロマを感じます。特にベリー系の芳醇な香りが印象的でした。

ライトボディで、渋みが特徴的な味わいです。余韻は短く飲みやすいです。

クリスマスシーズンにぜひ

こちらの商品は3本セットとなっているので、その日の料理に合わせて「今日はどれにしようかな」と選べます。うれしい悩みですね。クリスマスも近づいてきたので、ささやかなプレゼントとしても最適です。

ボリュームたっぷりのローストビーフなど、肉料理には『十二原 2018 赤』を、また鶏肉料理であればさっぱりとした『長野県産ぶどう使用 竜眼&シャルドネ 2019 白・中辛口』がピッタリです。ケーキなど食後のデザートによく冷やした『ハギースパークリング 重畳 辛口 2019 』を合わせてみるのもいいかもしれません。

私個人としてはチキンのトマトクリーム煮込みに『長野県産ぶどう使用 竜眼&シャルドネ 2019 白・中辛口』ですね。濃厚なトマトクリームとチーズとベストマッチ。BGMはマライア・キャリーで決まりです。今年もサンタさんが来るといいですね。

https://ienomi.tokyo/column/japanese-wine/

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お酒が大好きなライター、アーティスト、編集者、イベンター、フードジャーナリスト、リカーショップスタッフなどなど、お酒を愛して止まない「イエノミスタ」が結成した「家飲み編集部」。それぞれの家飲みの風景や、お酒のセレクト、おつまりレシピなどをご紹介します!... もっとみる