【一宮酒造】神話と日本酒の地、島根県で醸す最上の酒【壱呑屋】

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【一宮酒造】神話と日本酒の地、島根県で醸す最上の酒【壱呑屋】
家飲み編集部

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一宮酒造(いちのみやしゅぞう)のある島根県は日本の中国地方、山陰にあり、隣県鳥取に次いで全国で2番目に人口の少ない県です。

島根県は、強い酒で八つ首の龍を眠らせ退治した日本神話「ヤマタノオロチ伝説」の舞台であり、それゆえに「日本酒発祥の地」とも言われています。

また、神々の酒宴「直会(なおらい)」も出雲の神社で行われますね。

そんな島根県にある一宮酒造は、創業は明治29年(1896年)に創業。
石見銀山の玄関口、島根県大田市で酒造りを行っています。

今回は一宮酒造の新ブランドがスタートしたことに合わせ、
島根県の酒蔵「一宮酒造」についてご紹介します。

●一宮酒造の所在地

一宮酒造があるのは島根県大田市(おおだし)。
島根県と日本酒には歴史的な、神話的な深いつながりがあります。

また戦国時代には大田市の観光名所でもある「石見銀山」が注目を集め争奪戦へ。大内、毛利、最終的には徳川の手に渡りました。

そんな激動の舞台ともなった「石見銀山」は、一宮酒造のブランド名としても使用されています。

島根県大田市は南と東を山、南には海岸線が広がる自然豊かで風光明媚な土地であり、古い民家や街並みが今も残るノスタルジックな場所でもあります。

●一宮酒造

一宮酒造は、1896年、第1回近代オリンピックが開催された年に創業しました。現在は若い蔵元の次女夫婦で酒造りを行っています。

若い杜氏ですが、近年では日本酒評議会の最高峰『全国新酒鑑評会』にて4年連続の受賞。金賞も2度獲得という好成績を残しています。
鑑評会で成績を残すには日々の清掃や丁寧な酒造り、深いノウハウ、細かい気配り、こだわり、酒造りのセンスも問われることになります。

設備的には決して最先端とは言えない一宮酒造ですが、
若い蔵人の柔軟で丁寧、情熱に満ちた酒造りはプロの舌をも唸らせています。

●TANE(たね)

今回発売されたのが、新ブランド「壱呑屋」のシリーズより、『TANE』が発売されました。

この『TANE』は、
“嬉しいことや楽しいこと、悲しいことや辛いこと、人はそれぞれ胸に種(想い)を抱えています。そんな様々な種も、みんなが集まればひとつの大きな種になります。呑んで笑ってみんなで共有。その素敵な空間に大きな花が咲きますように♪”
との想いで名付けられています。

●壱呑屋(いちのみや)

一宮酒造の新ブランド「壱呑屋」
由来は、「イの一番に飲んでほしいお酒」であること。また、蔵のある島根県が歌舞伎発祥の地であることから、屋号をイメージして名付けられています。

歌舞伎に関して言うと、蔵のある大田市は、市を挙げて東京の「歌舞伎座」とコラボをしています。
このコラボでは、特産品を歌舞伎座で販売したり、お弁当に使用したりしているそうです。

一宮酒造でも、歌舞伎座とコラボした日本酒『歌舞伎座 大吟醸』を既にリリースしています。
このように歌舞伎と縁のある一宮酒造の「壱呑屋」は、伝統と革新、楽しさも大事にした新しいブランドとして成長しています。

●そのほかのお酒

お酒はどちらかといえばスッキリしたものが多く、しかしお米の旨味を活かした濃醇なものも、発泡感のある面白いお酒も醸し、杜氏さんのとても器用で努力家な面が表れています。

〈雪香〉
自然な発泡性の清酒です。
甘くてシュワシュワ。初心者にも幸せなお酒。

〈石見銀山〉
金賞を受賞したお墨付きのお酒。
美しく華やか。ギフトに選ばれます。

〈理可〉
杜氏の名を付けた自信作。
辛口の中に味わいが流れ、食中酒にも◎

これらのお酒は、繊細な和食から、普段のお料理、居酒屋メニューにも合わせやすく
一人飲みの場面からホームパーティーまで、様々なシーンを彩ります。

●こだわり

日本酒の成分の大半を占める「水」には特に気を配り、国立公園「三瓶山」の麓から湧き出る伏流水を使用。
下流域ではワサビの栽培やイワナなどの養殖が行われており、その水質は折り紙付きです。

当然ながら酒米にもこだわりを見せ、それは一度途絶えながらも復活した「改良八反流(かいりょうはったんながれ)」という幻の酒米を積極的に使用していることからも分かります。
「つや姫」など飯米も酒造りに使用しており、私たちが慣れ親しむ味わいで日本酒を醸すことにも長けています。

●一宮酒造のお酒販売

ほとんどが島根県内で流通している一宮酒造のお酒ですが、
海琳堂では通販で全国へ発送しています。

珍しいリキュールなども豊富にあります
一宮酒造のお酒を是非ごらんください。

※店舗と在庫を共有しているため品切れとなっている可能性がございます。予めご了承ください。

https://www.kairindo.jp/SHOP/list.php?Search=%E4%B8%80%E5%AE%AE&submit=

●石見銀山について

石見銀山は、その昔、戦国時代から江戸時代にかけての日本の『シルバーラッシュ』を生んだ銀鉱山です。
ピーク時、石見銀山で採掘された銀の量は世界総生産量の三分の一を占めたとの話もあり、世界的な注目を集めていました。

もう一つの特徴として、植林をしながら整然と鉱山開発が行われており、特に海外の鉱山でよく目にする荒れ果てた印象はありません。
そのおかげもあり、現在では清水谷製錬所跡龍源寺間歩(坑道)など、人気の観光地となっています。

また、周辺地域の町並みも趣があり、散策や宿泊などを目的に多くの観光客が訪れています。
歴史の息吹を感じることの出来る「歩く世界遺産」と言えます。

●そのほかの特徴と名産

間違いなく石見銀山が名所といえる大田市(おおだし)ですが、もちろん他にも見どころがたくさんあります。

大田市の場所は島根県の中央北部。出雲大社で有名な出雲市の隣です。
そのため、神話などにも多くこの地が登場します。

市の南東部には雄大な火山「三瓶山」を有し、その麓には潤沢な湧出量を誇る温泉街が広がっています。美しい水で育てた三瓶蕎麦は、美味しく香りのよい田舎蕎麦として名物となっています。

日本海では様々な魚介類が水揚げされ、干物などの加工も行われています。そんななか特に有名なのが「のどぐろ」。一夜干は絶品です。

隠れた魅力万歳の島根県大田市。
この地の歴史と自然を満喫しながら、温泉地で一宮酒造のお酒を飲む、なんていうのも贅沢な体験になりそうです。

●SakeShop海琳堂より

SakeShop海琳堂では、
美味しいお酒、珍しいお酒、話題のお酒、可愛いお酒、受賞酒などなど、
誰もが楽しく選べる、日本酒をはじめとする上質なお酒を販売しています。

東京都江東区に実店舗(小売り、飲食)を持ち、
蔵元さんをお呼びして、イベントも度々開催しています。

日本酒はマニアだけのものではなく、
気軽にジャケ買いして、飲んで、楽しむものだと思っています。

また、ギフト・プレゼントにも向いている、みなさまに寄り添ったお酒であると感じています。

これからも色々な日本酒、日本ワイン、梅酒、リキュールなどをご紹介します。

「SakeShop海琳堂」を
どうぞよろしくお願いいたします。

https://ienomi.tokyo/column/ichinomiya/

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お酒が大好きなライター、アーティスト、編集者、イベンター、フードジャーナリスト、リカーショップスタッフなどなど、お酒を愛して止まない「イエノミスタ」が結成した「家飲み編集部」。それぞれの家飲みの風景や、お酒のセレクト、おつまりレシピなどをご紹介します!... もっとみる