「日本酒のラベルがアートである意味はあるのか?」8th Ocean X

「日本酒のラベルがアートである意味はあるのか?」8th Ocean X
家飲み編集部

エディター

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8th Ocean X では、日本酒のラベルにアーティストの作品を採用しています。

ラベルと言うのは本来、そのお酒の中身を表現するものですが、このシリーズでは「それはそれ、これはこれ」
お酒を楽しみながら、たまに眺めるアートなラベルは、その折々でまた違った味わいを見せます。

今回は
・お酒
・参加アーティスト
をご紹介して、皆さんに日本酒×アートの意義について丸投げ考えてみて頂きたいと思います!

●Sake in Kochi

この日本酒を製造するのは、高知県高岡郡四万十町『文本酒造』
最後の清流四万十川が流れる、県内屈指の米処で日本酒を製造しています。

8th Ocean Xは、香り高い仁井田米と、清流四万十川の伏流水で醸した日本酒。
高知県特有の力強い味わいで、濃厚な旨味を携えつつ、アルコール感や雑味は抑えた至極の味わい。
フルーティーな香りも特徴です。

高アルコールの日本酒ですが、そんなことも忘れるほどに飲みやすく、癖になります。
冷酒、ロック、燗酒。また、あまり強くない方には炭酸割りで楽しむこともオススメです。

『8th Ocean X』のラベルには、新進気鋭のアーティストによる作品を採用。

それぞれに奥行ある世界観が表現されており、想像力を掻き立てられます。
傍らに置いての晩酌、また棚に飾っても楽しめる商品です。

●Artist introduction

[ X3 ] Maeda Atsushi

https://www.instagram.com/hardboiledsmile/

アパレル、漫画家、ゲームデザイナーという異色の経歴から、その技能を活かした現代的なアートを創造。
ストリートカルチャーを取り入れた、精密で独特な世界観。フリーハンドで描かれる独特な線が、見ている側を魅了し、ファッションアイテムとのコラボも人気です。


「名古屋パルコ」(名古屋)
「神木」(下北沢)
「A4WALL KAGAWA」(香川)
「A4WALL MATSUYA GINZA」(松屋銀座)
「当選少年」(原宿)
「A4WALL MATSUYA GINZA」(松屋銀座)

などでライブドローイングを多数開催。
国内外で個展も開催している。

[ X4 ] 大沢愛

https://www.instagram.com/artist_mana/

若くして国内外での個展を何度も開催。受賞歴も多数の注目のアーティストです。
ラベルに描かれる花は、どこか懐かしさも感じつつ、可憐さよりも生々しい生命の力強さが表現されています。
「BSフジ ブレイク前夜」にも取り上げられた話題の作家です。


2016年 ターナーアワード 優秀賞
2017年 第27回紙わざ大賞27入選
2019年 ポコラート全国公募 vol.9 入選
2020年 第3回 写真出版賞 アート部門 奨励賞
2021年 いい芽ふくら芽inTokyo 2021 優秀賞
など受賞多数。

また

2020年 BSフジブレイク前夜 次世代の芸術家たち 出演
2021年 写真集「PICTURE×PICTURE」Mana Osawa名義で出版
月刊美術 12月号 ネクストブレイク作家として掲載

など業界注目の若手アーティスト。

[ X5 ] 松本真之

https://www.instagram.com/m.saneyuki/

漫画・アニメなどのサブカルチャー、80年代以前のポップアートを取り入れた作品が特徴。
コロナ禍のマスク生活を発端とした、シンプルな表情で、記号化されたような人物表現には、誰もが近しい人物を投影させることが出来ます。


2018年 第74回 現展 入選
2019年 第62回 宝塚市展 鉄斎美術館賞
2019年 第44回 こうべ市民美術展 神戸市労働者福祉協議会賞
2019年 第21回 ホテル・ラ・スイートDKGAP 入選
2019年 第24回 アートムーブコンクール 入選
2019年 第69回 西宮市展 入賞佳作
2019年 第6回 東京装画賞 入選
2020年 第2回 文法学アワード 入選

など受賞歴、出展歴多数。

[ X6,7,8 ] MIHO MURAKAMI

https://www.kairindo.jp/SHOP/KN18700.html?var_1=X7&var_2=&var_3=

アナログ感を残しながらデジタルを融合させるなどの複雑な技法のグラフィックアートを得意としています。数多くの個展開催や、アパレルなど様々なコラボ、ビジュアルデザイン、グッズデザインなどをこなす。ドバイ万博2020の日本館内コンテンツビジュアル制作にも携わりました。


H.P.FRANCE Boutique メインVD
BEAMS-T
GMT tokyo
KIRIN カリブーン アプリ用イラスト
代々木上原 burnish
日光東照宮400年式年大祭記念オリジナルピンバッチ
東京動物園協会「アートでつなぐ 都立動物園水族園」
MISOPOTA KYOTO メインVD
​journal standard Furniture
​tempo南青山 メインVD
​東京ミッドタウン日比谷「tempo hibiya」​
​CALEE
​文藝春秋 12月号 特集扉絵担当
代官山 VINIVINI ​
文藝春秋 Number 964号コラムページイラスト担当​TOMORROWLAND 2018メインVD​
SWATi MARBLE Labelパッケージイラスト​
阪急百貨店うめだ本店大型コンコースウィンドー
伊藤園30周年「和フェス」​
CLOUDY
MUZINA​
イタリアンラグ LOMBARDA
イトーヨーカドー creator collaboration mask​
モノンクル「抱いてHOLD ON ME!」ジャケット
新宿伊勢丹2階 FABIO RUSCONI ディスプレイ
Ameri vintage 2021ss
ICB 25周年コラボレーション
宝山酒造 酒造りからの手紙「桃花鳥」限定ラベル
日本山人参 限定パッケージ​
DANAE コラボレーション jewelry
2020年ドバイ万博 日本館コンテンツ ビジュアル制作GOLDEN PIZZA TOKYO メインビジュアル
電子タバコメーカー「glo」
USHIO CHOCOLATL×メゾンカスヤ メインビジュアルTREASURE TOPKAPI 2023AW
麻布十番 「鮨・割烹ゆうずうむげ」ロゴ制作
麻布十番 いなり寿司専門店「KITAINARI 」ロゴ制作

など多方面で活躍中

●アート×日本酒の可能性

『8th ocean X』を製造する文本酒造では、日本酒を世界に広める手段として「ジャケ買い」という文化に注目しました。
そこでラベルデザインを依頼したのが、新進気鋭のアーティストの皆さん。
こうして、唯一無二、斬新なラベルの日本酒が誕生しました。

海琳堂では、このラベルを据えたお酒に対し、
“夢と理想がつまったイマジネーションの海” を表す「8th ocean」のブランド名に、
“exhibition、未知数” の意味を込めた「X」を加え、
『8th ocean X (エイスオーシャン エックス)』と名付けました。

日本酒はまだまだ可能性のあるお酒で、それは近年の海外需要が証明しています。

日本人が気付いていない魅力や、新たな楽しみ方を再発見する上で、
若手アーティストの作品ラベルには、私たちの隠れた感性を刺激するパワーがあります。

アートラベルの日本酒をぜひお楽しみください。

https://ienomi.tokyo/column/8th-ocean-x/

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お酒が大好きなライター、アーティスト、編集者、イベンター、フードジャーナリスト、リカーショップスタッフなどなど、お酒を愛して止まない「イエノミスタ」が結成した「家飲み編集部」。それぞれの家飲みの風景や、お酒のセレクト、おつまりレシピなどをご紹介します!... もっとみる