10月26日は《どうぶろくの日》|何の日ブログ
日本酒ブログ10月26日は「どぶろくの日」です。
お酒好きならご存じとは思いますが、
一般(特に若い方)には、どぶろくがどのようなお酒かは余り知られていません。
そこで、ここでは日本の個性派醸造酒「どぶろく」について、超簡単にご説明いたします!
●どぶろくは日本酒じゃない?
どぶろくと日本酒は極めて近い飲み物(お酒)です。
一部を除いて「ほぼ同じ」と言っても良いでしょう。
ところが、決定的な違いが1つあります。
それは、
『酒税法上の分類』
です。
日本酒は、酒税法上「清酒」。
※清酒の中でも、日本のお米を使い、日本国内で造られたものが日本酒です。
一方で、どぶろくの分類は「その他の醸造酒」
“穀類、糖類その他の物品を原料として発酵させた酒類(第七号から前号までに掲げる酒類その他政令で定めるものを除く。)でアルコール分が二十度未満のもの(エキス分が二度以上のものに限る。)をいう”
引用 Wikipedia
だそうです!
●どぶろくと日本酒の違い
なので、どぶろくは原料も製法もほとんど一緒なのに、清酒/日本酒を名乗ることができません。
では、製法的には何が違うのかというと、
「濾していない」
というだけの違いです。
清酒の定義には「濾す」という工程が含まれています。
お米が発酵して溶けたドロドロの“もろみ”を、フィルターなどで濾して、澱と透明なお酒の部分に分ける工程です。
濾した後に濾過もすれば、皆様お馴染みの透明な日本酒に。
荒く濾しただけだと、にごり酒になります。
一方でどぶろくには、この「濾す」という工程がありません。
つまり、どぶろくとは日本酒の「もろみ」を瓶詰した物なのです。
●どぶろくとクラフトサケ人気
どぶろくは栄養価が高く、お米の旨味やコクもあり、根強いファンの多いお酒です。
最近では免許の関係で、海外向けには日本酒を、国内向けには「その他の醸造酒」を製造して販売する蔵があります。
その蔵のつくるお酒を『クラフトサケ』と呼び、近年話題となっています。
クラフトサケはどぶろくを中心とし、果実やハーブなど様々な原料を織り交ぜて、日本酒製造技術を軸としたお酒の製造を行っています。
どぶろくに手が出しにくいと感じる方は、この「クラフトサケ」から入ってみてはいかがでしょうか?
●どぶろく/クラフトサケのおすすめ。
海琳堂では、新潟県にあるLAGOON BREWERYのクラフトサケを取り扱っております。
LAGOON BREWERYの詳細
●SakeShop海琳堂より
SakeShop海琳堂では、
美味しいお酒、珍しいお酒、話題のお酒、可愛いお酒、受賞酒などなど、
誰もが楽しく選べる、日本酒をはじめとする上質なお酒を販売しています。
東京都江東区に実店舗(小売り、飲食)を持ち、
蔵元さんをお呼びして、イベントも度々開催しています。
日本酒はマニアだけのものではなく、
気軽にジャケ買いして、飲んで、楽しむものだと思っています。
また、ギフト・プレゼントにも向いている、みなさまに寄り添ったお酒であると感じています。
これからも色々な日本酒、日本ワイン、梅酒、リキュールなどをご紹介します。
「SakeShop海琳堂」を
どうぞよろしくお願いいたします。
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