2024年9月17日は《十五夜》|1ヶ月前ハロウィン?には日本酒を!
日本酒ブログエディター
家飲み編集部
今年2024年は、9月17日が十五夜(中秋の名月)ですね。
去年は9月29日が十五夜でしたが、今年は17日…。
これは十五夜が、月の満ち欠けを基にした「旧暦(太陰太陽暦)」の行事だから起こる現象です。
旧暦では1年が現在の暦より短く、年始の定義も異なり、更には3年に1回「閏月」があり、現在一般的な太陽暦を軸に見ると十五夜があっち行ったりこっち行ったりしているように見えます。
しかし旧暦で見ると、毎年8月15日が十五夜。固定されています。
だから「十五夜」って言うんですね。
●つまり十五夜って…
ところで…
「つまりは十五夜って何の日なのか」
をご存じですか?
・答え
美しい月を眺め、収穫の喜びを祝う日 ※諸説あるかも…
秋の澄んだ空に大きく輝く満月は古来より愛でられており、信仰の対象ともなっていました。
中秋…つまり旧暦で言う8月の満月は特に大きく澄んで見え、お米収穫時期と重なることから収穫祭的な意味合いも定着しました。
地味ながら『1ヶ月前ハロウィン』と言っても良いかもしれませんね。
月見団子を食べる風習も、満月に見立て、米粉で作ったお団子を食べることで作物とその神への感謝を表していたそうです。
●日本酒との関係は?
もちろん、日本酒における「酒米」も同じ収穫時期となります!
農家、酒蔵さんからしてもすごく大事な時期であり、それゆえ十五夜は日本酒にとって大事な行事と言えますね。
つまりは、日本酒を飲みながらお月見するのは理に適っていると言いますか、日本酒を飲むには素晴らしい口実となります!
● 日本酒を飲むのであれば、季節酒「ひやおろし」がおすすめ!
ひやおろしは、新酒を熱加工して貯蔵、夏を越してから秋口にそのまま瓶詰出荷される、秋酒の代名詞。
年始から春先に出る新酒と比べると、角が取れ、味わいが落ち着いて旨味がまとまります。
秋の夜長に、旬の食べ物やおつまみに合わせ、ゆったり飲むにはちょうど良いお酒ですね。
★Sake Shop 海琳堂 オススメのひやおろしをご紹介します★
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お酒が大好きなライター、アーティスト、編集者、イベンター、フードジャーナリスト、リカーショップスタッフなどなど、お酒を愛して止まない「イエノミスタ」が結成した「家飲み編集部」。それぞれの家飲みの風景や、お酒のセレクト、おつまりレシピなどをご紹介します!... もっとみる
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