10月2日は《スンドゥブの日》|何の日ブログ

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10月2日は《スンドゥブの日》|何の日ブログ

10月2日は、
“10(とう)2(ふ)”

で、スンドゥブの日だそうです。

天もちろん豆腐の日でもありますが、今回はスンドゥブチゲのお話を。

●スンドゥブとは?

「スンドゥブ(純豆腐)チゲ」といえば韓国料理で、辛いスープの豆腐鍋。白菜や豚肉、ネギ、キノコ、海鮮などなど、鍋らしく自分好みの具材も入れて楽しめる料理です。

スンドゥブの「スン」=「やわらかい」。「ドゥブ(トゥブ)」=「豆腐」。ついでに「チゲ」=「鍋」なので、辛いという要素は言葉には全然含まれていません。

ちなみに「やわらかい豆腐ってなに?」という方もいるかもしれません。
これは、スンドゥブチゲに用いられる豆腐が、絹ごしよりも柔らかい、日本で言うおぼろ豆腐のような豆腐を使っているからだそうです。

ではなぜ辛いスープなのか…。
韓国の鍋料理は元々辛い物が多く「チゲ」と言えばキムチチゲが思い浮かびます。
逆に、辛くないスンドゥブチゲのことを「白いスンドゥブチゲ」と呼ぶそうです。

なので本場韓国でも、純豆腐と聞いて思い浮かべるのは辛いスープのスンドゥブチゲということですね。

●アメリカ発祥?

スンドゥブはアメリカから日本に伝わりました。
なので、アメリカ発祥の料理と思うかたもたまにいらっしゃるのですが、発祥は韓国です。

1960年代に誕生した韓国の庶民的な料理が、1990年代アメリカでブームに。
アメリカでのブームを受け、日本で一般的になったのは2000年代。

発祥から考えても比較的新しい料理ですね。

●スンドゥブは日本酒に合う?

スンドゥブと日本酒を組み合わせるなんてできるの…?
しかし実は、そんな日本酒のシリーズがあるんです。

日本酒『ひかるシリーズ』

このシリーズは、山口県の酒蔵が、中国輸出プロジェクトのため、火鍋に合う酒質を目指して作られました。
日本でも販売されており、鍋のことは差し置いても、いま勢いに乗る山口県の美味しい日本酒、且つ雅な源氏物語をモチーフとしたラベルや商品名が魅力的なシリーズです。

https://ienomi.tokyo/column/blog_sundubu/

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