甘くない梅酒【BENICHU】(ベニチュウ)で簡単おもてなし料理①

わたしの家飲みスタイル 今夜のおつまみ
甘くない梅酒【BENICHU】(ベニチュウ)で簡単おもてなし料理①
五十嵐 美雪

料理人

五十嵐 美雪

料理人から見た 甘くない梅酒【BENICHU】の良さ

私の出身は福井県。いつも帰省の際にはお土産物屋さんを覗くが、あるとき「なんだかとっても素敵なボトルのお酒がある!!」と発見したのがBENICHU(ベニチュウ)との出会い。

自身が料理を生業にしていることもあって、お土産を渡す東京の友人達に「これは!」というものをあげたい。

美味しいのはもちろん、パッケージやそれを口にするときのシチュエーション…  センスを問われるため、お土産選びはいつも真剣勝負なのです。

私の中で、その厳しい審査をクリアしてお土産常連となっていたBENICHU。

BENICHUは舌の肥えた友人たち相手にもいつも自信を持ってお勧めできる逸品でした。

“紅映し”という希少品種の梅を使った この梅酒は、とにかく香りがいい。

そのまま飲むのももちろん良いのですが、私は料理人なのでついつい香りの立つものは料理に使えないか?と考えます。

加熱してもしっかりと香りが残ることと、甘さは加えたくない時にこのBENICHUはとても優秀なのです。

一般的な梅酒はかなり甘いので料理に活かすのはスイーツ系ばかりになってしまいますが、 BENICHUなら白身魚のカルパッチョやお肉のソースや隠し味にも相性がいいですよ!

BENICHUゼリーの豚しゃぶサラダ

作り方とポイント

ゼリーさえ作っておけば、さっと作れる簡単前菜です。なのに、おうちでレストラン気分が味わえます。BENICHUは20°のほうを使用しています。

作り方は動画をご覧ください。

ポイントとしては、ゼリーは固まるのに2時間以上かかるため早めに作っておきます。また、お肉が硬くならないように、火を通す時のお湯は沸騰させない。中の湯がゆらゆらとしている状態を保ちます。

しゃぶしゃぶ用など薄い肉を使うとうまくいきますよ。部位も脂の甘みと旨味がBENICYUゼリーにぴったりの豚バラがおすすめです!

今回、おもてなし料理としてあえてアルコールを残して大人の味にしています。香りもしっかり残ります!

アルコール分があると塩味を感じにくくなるので、豚しゃぶサラダの味付けはしっかりめにしてくださいね。

BENICHUは梅の爽やかでフルーティーな香りが特徴なので、ドレッシングはシンプルな玉ねぎドレッシングや和風ドレッシングがおすすめです。

最後に注意点としましては、豚肉が熱いとゼリーが溶けてしまうので、しっかり冷ましてから盛り付けてくださいね。

より美味しくいただくには

他のお酒を飲みながらでも、BENICHUゼリーは馴染むので美味しくいただけます。繊細な味わいの日本酒や白ワインですと、互いを引き立て合います。

海琳堂というお酒が、まさに白ワイン感覚の日本酒なのでマリアージュとして良いと思いました!

ボトルもとても素敵なので、おもてなしの席や、自分へのご褒美ご飯の時にもぴったり。全体を演出してくれます。

kairindoの商品ページはコチラ

https://ienomi.tokyo/column/benichu/

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WRITERこの記事を書いた人

五十嵐 美雪

料理人

五十嵐 美雪

福井県出身。大学卒業後、日本文化を深化させたく5年半京都で懐石料理の修行を積む。
東京に移り、ミシュラン一つ星イタリアンレストラン“ラッセ”で3年間経験。同店で副料理長の役職を得る。
現在一児の母として「心と身体が健康になる料理」を理念に“五臓和合の膳”を献立づくりの軸に置き、出張料理や茶懐... もっとみる